【要注意】赤ちゃんに「除光液は危険」って知ってる?安全対策は万全に!ママがネイルを楽しむために知っておきたいこと。
これからの季節、イベントやパーティが続いておしゃれの機会も増えるのでは?
ママだってマニキュアしたい!もちろんそれ自体はぜひ楽しんで♡ただし、除光液にはご注意を。引火性が高いなどのリスクがあるうえ、小さな子や赤ちゃんには特に危ないんです!
マニキュアやペディキュアの除光液やエナメルリムーバーの主成分は、アセトンという化学物質。独特のツンとした臭いの元です。
アセトンには、マニキュアの主原料である樹脂を溶かす力があるので、多くの除光液に使われています。色の濃い重ね塗りマニキュアやラメ入りマニキュアもスムーズに落とせるため大変便利ですよね。

このアセトン、それ自体は体内でも生成される成分で、自然と体外に排泄されるもの。そのままでは有害というわけではないのです。
しかし、気化したアセトンを大量に吸い込むと危険!
揮発性が高く空気より重いので下に溜まりやすい
アセトンは気化しやすい上に空気より重く、床に溜まりやすいのだそうです。私たちにとっては、ツンとする臭いがしばらく漂っているな、くらいでも、床に寝ている乳幼児にとっては高濃度になってしまう場合も!
平均的な除光液の使用料で、座っているママの手の高さと床面とで10倍以上も濃度に差が出たという実権結果もあります。
実際に、事故も起きています。
母親が除光液で手足20本の爪からマニキュア落としをした際、そばの床に寝ていた生後2か月の男児がアセトン中毒になりました。マニキュア除去後に除光液臭が充満していることに母親は気づいていましたが換気はしませんでした。その後男児は嘔吐をくりかえし、その後の発生の約20時間後に入院
出典:kodomonoanzen.jp

アセトン中毒の症状
アセトン中毒の主な症状は以下の通り。
・繰り返しの嘔吐
・意識障害
・のどの痛み、咳、消化管出血
・目の痛みや角膜の炎症
万が一、赤ちゃんや子どもに少しでもこんな症状が出たらすぐに病院へ!
知っているだけで不慮の事故は防げる!
よく換気する

除光液の使用時~後の換気は必須!拭き終わったコットンやティッシュもそのままにせず、ビニール袋に密封して捨てるなど注意しましょう。
赤ちゃんや子どもの傍で使わない

目を離したくない、1人にしたくない、などの理由もあるかもしれませんが、除光液を使うなら別の部屋へ。特に寝かせている場合は様子がおかしくなってしまっても気付きにくいので避けましょう。
アセトンフリーの除光液を使う

最近は、お手頃価格でアセトンフリー・ノンアセトン・アセトン無使用の除光液も多数販売されています。爪や肌にも優しいので、これを機に除光液を変えてみては?
アセトン無添加の除光液は各メーカーからたくさん出ています!
ほんの少しの知識で不慮の事故は防げます。マニキュア&ペディキュアを落とす際は安全に!