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勉強法はみんな違っていい!「子どもの個性に合った学びスタイル」を見極めよう

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塾講師として多くの子どもたちをみていると、耳で聞いて覚える子や文章を読んで理解する子、身体を使ってアクティブに学ぶ子など、”子どもによって学びのスタイルが大きく違う”ことに気付かされます。 お母さんの観察眼で、我が子の“得意な学びのスタイル”を見つけてください。得意を伸ばすと、子どもの能力がぐんぐん伸びますよ。
Nao Kiyota
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勉強法が”合っている”子は、成績がぐんぐん伸びる

子どもはものごとを”身体”で覚えると言われますが、学びのスタイルは人それぞれ。視覚的な情報を吸収するのが得意な子や、聴覚情報の処理に優れている子、読む・書くが得意な子、身体を動かすことで集中しやすい子など、持っている能力は違います。

自分に合った勉強法で取り組むと、「できる」実感を得やすくなります。すると、「難しくない」「楽しい」「もっともっとできるようになりたい」と勉強に対してポジティブなイメージを抱き、前向きに取り組むことができます。大人をあっと驚かすような、驚異の成長をみせてくれることも。

自分にぴったりの勉強法に出会うためには、様々な勉強法を”体験すること”が大切です。お子さんの日々の生活や学びの様子を観察し、楽しんで取り組めそうな(のめり込めそうな)勉強法を紹介してあげましょう。

今回は、子どもの特性別に、3つの学習法をご紹介します。

【1】「読む」が大好きな子ども:多読

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「うちの子、本はよく読むんですけど、書いたり、問題を解いたりするのが苦手なんです」
塾には保護者の方々からこのような相談が多く寄せられます。

「読書をしても、テストで得点できなければ意味がない」という考えも一理ありますが、そのことで読書の機会を奪ってしまってはもったいない。本を読む習慣がついていることは、かなりのアドバンテージです。子どもの頃から多くの文章を読むことは、語彙力や理解力、論理力を伸ばし、総合的な学力を伸ばすことにつながります。

「そんな本ばかり読んでないで、勉強しなさい」と問題演習ばかりさせるのではなく、勉強に関係する本や、語彙力を伸ばすことができる”ちょっと難しい本”を紹介するのがおすすめ。本を読んで知識を増やすスタイルが身につくと、自分調べ、自分で学ぶことができるようになります。

子どもの頃の読書活動が豊富な中学生・高校生は「読書が好き」で、「未来志向/社会性/自己肯定/意欲・関心/文化的作法・教養/市民性」や「論理的思考」のすべてにおいて現在の意識・能力が高い傾向にあると分析されている。「成人」調査と同様に、就学前から小学低学年までに「読み聞かせ」や「絵本を読んだ」体験をもつ子どもたちは、前向きな意識が旺盛で学ぶ力も強いようだ。
出典:uchidoku.com
「単に知識を身につけるのでなく、自ら課題を設定して考える力に、保護者が敏感になっている」と指摘している。その通りだと思う。切り売りの知識や教育は身につかず、人が生きていくうえでどれほど意味があるのだろうか。 きっと、素晴らしい絵本にであった感動の方が、その子どもの一生には大きな意味をもつものではないだろうか。
出典:uchidoku.com
「知っている言葉の数の多い子供ほど、成績がよい」という傾向が明らかにされたのです。さらに、「読書量の多い子供ほど、成績がよい」というデータも出ています。
出典:uchi.dokusho-club.com

【2】「聞く」が大好きな子ども:音楽や読み聞かせ

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文章を読んで理解することが苦手なお子さんの中には、「聞いて楽しむ」ことが好きな子が多いもの。暗記は苦手だけれど、言って覚えたり、語呂合わせや歌にするとすぐに覚えてしまう、という子も多いんですよ。

子ども向けの英語の歌教材や、学習内容を歌にして覚えることができる教材を活用すると、聴きながら知識を吸収することが可能。知っていることが多くなってくれば、文章の内容も理解しやすくなるため、読む力も伸ばしやすくなります。

また、子どもが小さいうちは、お母さんが読んで聞かせることも有効。お母さんの読み聞かせの時間が楽しいと、「自分もお母さんのように読めるようになりたい」「聞いて分かるんだから、読めるはず」と学習意欲を高めやすくなります。途中まで読んであげて、続きが気になって自分で調べるようにしてあげるのもおすすめです。

効果的な本の読み聞かせ方として専門家は以下のような点を挙げています: 声に抑揚をつける 声のトーンに高低を付ける 疑音を加える キャラクターに応じて声色を使い分ける これらを実践することで、子供は社会性や感受性を育むことができるということです。
出典:www.babytopia.jp

【3】「話す」が大好きな子ども:説明させる

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「机に向かってじっとしているのが苦手!」
「勉強させようとしても、すぐに家族や友だちに話しかけて、おしゃべりに夢中になってしまう・・・」

そんな場合は、「質問攻撃」や「クイズタイム」に切り替えましょう。問題の答えを解答欄に書き込まなくても、クイズ形式にして問題文を読み上げてあげれば、回答しながら楽しく勉強に取り組むことができます。

集中力が続かず、ついついおしゃべりをしてしまう場合は、「勉強内容が理解できていない」ことが多いもの。クイズに取り組みながら理解が追いついてくると、問題演習や読み・書きにも取り組めるようになっていきます。

また、問題の答えを言わせるだけでなく「どうしてその答えになるの?」と問いかけ、理由を説明させると、論理力や文章力も向上します。

「先生が生徒によく質問し、生徒がよく発表する」という能動的な授業の場合は、小中学校とも学力が上昇する傾向にあります。
出典:www.gakken.co.jp
「算数や数学の問題を解いて、みんなの前で説明する」や、グラフ4の「理科の授業で、実験器具を使って生徒が実験する」など、能動的な授業を受けている子どもと受けていない子どもでは、明らかな学力差があります。
出典:www.gakken.co.jp

勉強しないからと焦らない。「遊び」で勉強を楽しめる工夫を

「何を与えても全然勉強しない」
「興味をもってくれるのは、漫画やゲームばかり。勉強を楽しいとは思わないんだろうな・・・」

せっかく学ぶチャンスを作っているのに、子どもが全く興味を持ってくれないと、焦ってしまいますよね。
漫画やゲーム、外で身体を動かすことなど、子どもが「勉強よりも楽しい」と思うものがたくさんあれば、それだけ勉強への意欲が下がってしまうのも無理はありません。

そんな場合は、”遊び”を学習に変えてしまいましょう。
漫画が大好きな子には、漫画で学べる学習漫画を。外で駆け回ることに夢中な子どもは、学びが詰まった場所に一緒に出かけ、たくさん話し合うのがおすすめ。遊びながら知識がついてくると、学校の授業で活躍できる機会が増え、学びへの興味や自信をつけやすくなります。

学習マンガでも科学館でもなんでもいいから、たとえば星座について読んだり体験したりすれば、子どもは星座に興味を持つようになる。すると、テレビや雑誌で星座の話が出てくると注目するようになる。 注目すると、それが頭の中に入ってきて情報が溜まるようになる。そのような情報がたくさん溜まった頃、授業で星座を教わると、ものすごく興味を持つことができる。その勉強が楽しくてたまらなくなる。 これは、流れる川に杭を打ち込むのと同じだ。杭があれば、そこにいろいろなものが引っかかって溜まる。楽勉で知的刺激をするのは、生活という川に知識の杭を打ち込むことなのだ。 親は「勉強しろ」と叱る前に、知識の杭をいかに子どもに打ち込むかを考えるべきだろう。勉強を嫌がるようならば、杭の打ち方が足りないと、子どもを叱る前に親が反省してほしい。
出典:www.nikkeibp.co.jp

自分にぴったりの学習法を見つけ、成績をぐんぐん伸ばす子どもたちの多くは、「勉強って、楽しい!」と感じる瞬間を経験しています。

「勉強って面倒」「やってもできるようにならない」「楽しくない」と感じていれば、積極的に取り組まなかったり、成果が出ないのも当たり前。子どもたちをよく観察し、好みや能力に合った勉強法を体験させたり、一緒に遊びながら勉強への意欲を高めてあげたりすることで、「勉強したい」意欲を掻き立てましょう。

ぜひ、子どもの特性に合う勉強法を参考に、もっと楽しく、もっと積極的に勉強できるように導いてあげてくださいね。

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