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「褒めて伸ばそう!」は逆効果になることも…!?ある実験でわかった、その教育の落とし穴。

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時代とともに、子育て方法も変化していくもの。時代の流れから疑うことなく実行していることもあると思います。筆者もそのうちのひとり。今回は、「褒めて伸ばそう!」という方法、実は実験によりその方法が逆効果になることもわかり筆者自身が衝撃を受けたのでご紹介します。
根立みゆき
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「褒めて伸ばそう!」筆者は疑うことなく3人の娘に実践しており、自分はその行為が間違っているなんて考えてもいませんでした。もう一歩考えると、その言葉により子どものモチベーションを上げていると思っていたのです。

「頭の良い子」になれると信じた故に…

具体的には、筆者が娘に勉強を教えている時、新しい問題が解けると「すごい、できたね。頭いいね〜!」という言葉で、モチベーションがあげられ、その言葉により、本当にそういう子どもになっていけると信じていたのです。

しかし、あるときから次女が学校の宿題をする時に、同じ問題が載っている姉の過去のノートをみたり、隠れて長女に答えを聞きにいく行為がみられるように…。筆者はその時から「どうしてズルするのだろう」と疑問に持ち始めました。何が間違っているかなど解りませんが、私は暫く次女を褒めることを辞めていました。そして、宿題の答えが合っているかどうかではなく、その日のうちに宿題を終えたことを褒めるようにしていたのです。

筆者は自分の言動で、何が良くて何が悪いのかなど、判断できませんでした。そんなモヤモヤした気持ちを抱えている時、ママ友から中国で子どもたちに行われた実験について話しを聞き、自分の間違いに気づいたのです。

実験の内容とは…

3歳150人、5歳150人の子どもたちで数字カードによるゲームを行いました。子どもたちは、「頭の良さ」「成績の良さ」どちらかを褒める。その結果、「頭の良さ」を褒められた子どもは「成績の良さ」を褒められた子どもより、男女関係なくズルをする割合が高かったといいます。

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出典 : photo-ac

「頭の良さ」を褒めることはプレッシャーに

実験の結果により「頭の良さ」などの「能力」を褒めることは、「成績の良さ」などの「行動」や「結果」を褒めることと違い、上手くやることに対するプレッシャーに繋がると考えられました。「頭の良さ」を褒められると、ズルしても、他人の求める結果を残そうとプレッシャーを感じるということです。

情報を鵜呑みにせず、相手の立場を考える

ネットでさまざまな情報が得られる昨今、子育てに限らずたくさんの成功体験や方法論でありふれていますね。情報や本を読む事も大切ですが、やはり現実のコミュニケーションを通し「自分の発言が、相手にどう影響するか」。ということを考える難しさ、大切さを学びました。また、筆者は3人の娘がいますが、その言葉に影響されたのは今のところ次女のみ。相手の性格や状況に応じても反応が変わってくるのですね。完璧な育児は出来ませんが、さまざまな情報を得ながらも、相手の気持ちを考えることを忘れないでいたいですね。

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