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イタリアのクリスマス【お菓子編・パネットーネ&パンドーロ】

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参照 : www.flickr.com
いよいよクリスマス!この時期しか出回らない、美味しい伝統スイーツがいっぱいです♡中でも定番中の定番、パネットーネとパンドーロをご紹介します!
Ostia
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参照 : www.flickr.com

イタリアのクリスマスを象徴する伝統菓子といえば、パネットーネとパンドーロ。クリスマス シーズンになるとスーパーはもちろん、お菓子屋さんやパン屋さんにずらりと勢ぞろいします。

どちらも卵黄をたっぷり使い、天然酵母でゆっくり発酵させて作るブリオッシュ生地が主体の柔らかなスポンジケーキです。
イタリアでは、クリスマス シーズンになると毎年恒例のパネットーネ&パンドーロのCMが流れ、これを聞くと「あー、もう12月だなー」と実感したります。

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出典 : m.youtube.com

パネットーネは、日本でも輸入食材店やイタリアン レストランで扱われるようになったので、ご存知の方もいるのでは?この記事には、自宅でも作れるレシピやイタリアで人気のデコレーション アレンジも掲載しました。今年のクリスマス、ぜひイタリア風にお祝いしてみてください。

パネットーネとは...

パネットーネ種の酵母を用いてゆっくり発酵させたブリオッシュ生地の中に、レーズン、プラム、オレンジピールその他のドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで焼き上げた、甘く柔らかなドーム型の菓子パンのこと。
出典:ja.m.wikipedia.org

その起源は諸説ありますが、有名なのはルネサンス期、1500年頃のミラノに、ルドヴィーコ・スフォルツァ公爵の宮廷で誕生したという説。

トーニという宮廷の若い見習い職人が、クリスマス用のお菓子を焦がしてしまい途方に暮れているボスに、自分の試作品を代わりに出すことを提案し「パーネ・ディ・トーニ(Pane di Toni)」(トーニのパン)と紹介した
出典:porcozine.porcovino.com

のが大成功したのだそうです。しかし、

最も信憑性が高いのは、「il pan de ton(パン・デ・トン)」と呼ばれるパネットーネの遠い親戚にあたる高級パンから来たという説
出典:porcozine.porcovino.com

と言われています。このパンはクリスマスの時だけ、貧しい人々にも分け与えられていたんだとか。

その後イタリア全土に広まり、近代には大量生産されるようになったパネットーネ。2005年には「各材料とも一定量以上の基準を満たし、決められた製法で作らなければいけない」という規定が制定されました。こうして伝統の味が受け継がれているんですね。加えて近年ではさまざまなバリエーションが作られています。

こちらはアーモンドとシュガー コーティングのパネットーネ。

チョコチップ入り。

ピスタチオクリーム入り。

この他、コアントロー入り、チョコクリーム入り、チョコレート生地タイプやオレンジクリーム入りなどなど、ほんとにたくさん種類があって、毎年どれにしようか悩んでしまいます。

また、ミラノはスカラ座の横にある、1817年創業の高級パスティッチェリア(お菓子屋)、COVAのパネットーネは世界的に有名です。

その美味しさから、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディが、妻でソプラノ歌手のジュゼッピーナ・ストレッポーニによくパネットーネを買って帰った
出典:porcozine.porcovino.com

というエピソードもあるほど。1度は試してみたい!

デコレーション アレンジ

ここ数年で人気なのは、ドーム型のパネットーネを使って伝統的なクリスマス オーナメント、プレセピオを作っちゃうアレンジです。

プレセピオについてはこちらの記事へ!

食べられるプレセピオの飾り付けには子どもたちも大喜び!

パンドーロって...

パネットーネと同じ生地が主体のパンドーロ、こちらはヴェローナの銘菓です。

「黄金のパン」という意味を持つパンドーロの名前は、卵が生地に与える黄金色に由来すると言われています。
出典:compitum.net

ドライフルーツが入らないシンプルでしっとりしたブリオッシュ生地が特徴。イタリアでは、パネットーネよりこちらを好む人も多いくらいです。

こちらも起源は諸説あります。1500年代、ヴェネツィア共和国人民の貴族の食卓に供されていた金箔(オーロ)の紙でくるんだパン菓子(パン・デ・オーロ)だという説や、13世紀頃からヴェローナ地方にあったナダリンという星型のパンケーキが祖先だという説、さらに、16~17 世紀にオーストリアのハプスブルク家から持ち込まれたパン菓子が起源、という説も有力と言われています。

現在の形のパンドーロが完成したのは、

1894年に、ドメニコ・メレガッティ ( Domenico Melegatti ) という人が、印象派の画家アンジェト・ダローカ・ビアンカ ( Angelo Dall'Oca Bianca ) の知恵を借りて、八角形の高さのあるやわらかいケーキを考案し特許を取得しました。 これがパンドーロが世に出た最初の記録
出典:blog.livedoor.jp

だそうです。

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パンドーロは頂く直前に粉砂糖をまぶすのですが、これはたいてい子どもたちの仕事。パンドーロを大きなビニール袋に入れて、中にたっぷり粉砂糖をかけ、袋を閉めてシャカシャカ振るんです。一生懸命シャカシャカする子どもたちの笑顔は、イタリアのクリスマスに欠かせません!

さて、このパンドーロもバリエは無数。

チョコチップ入りで、粉砂糖の代わりにカカオをまぶすタイプはちょっと大人な味わいです。

こちらは、ジャンドゥイヤというヘーゼルナッツ クリーム入りのタイプです。

この他、左からレモンリキュール入り、ホワイト&ブラックチョコクリーム入り、チョコレート生地タイプ、ホワイトクリーム入り...。

デコレーション アレンジ

最近流行りのデコレーションは、横にスライスして少しずつずらして重ね、トッピングをしてクリスマスツリーに見立てるというもの。
上から見て星型の形状をうまーく利用した飾り付けですね。

あえてスライスしたままを並べるのも星型が特徴的でステキ!

ラッピングもカワイイ♡

クリスマス プレゼントとして贈り合うこともあるパネットーネとパンドーロは、素敵なラッピングも魅力のひとつ。
大型量販店でも、箱入り•缶入りなど、様々なパッケージがあります。

お菓子屋さんやパン屋さん、高級食品専門店などでは、カラフルでおしゃれなラッピングが華やかに目を引きます。

スプマンテ(イタリアの発泡酒)やその他のクリスマス菓子、食材と合わせてカゴに入れ、ギフトセットにするのも定番。

ミニ(100g)タイプなら、ツリーに飾ることもできちゃう♪

レシピ&オンラインショップ

パネットーネの生地の発酵にはパネットーネ酵母が必ず使用されなくてはならず(パネットーネ酵母は仔牛の小腸から採取される特殊なイースト)、発酵と生地を休ませる事を何度も繰り返し手間がかかる。そのため、マンマの味が一般的であるイタリアの家庭でもパネットーネだけはパン屋さん、お菓子屋さんの仕事
出典:ja.m.wikipedia.org

‥なんですが、ドライイーストや出来合いのブリオッシュ生地を使えばお家でも手作り可能!
本来のパネットーネ&パンドーロは、500gや1kgのどっしりしたケーキですが、ホームメイドならミニ タイプがおすすめです。

簡単パネットーネのレシピ

ブリオッシュ生地で作ります。型はマフィン型や紙コップでOK!

簡単パンドーロのレシピ

本場のレシピで使う発酵種ではなく、イーストを使用し発酵過程を省略したレシピです。

ホームベーカリーを使った本格パンドーロのレシピ

可愛くラッピングしてパーティに華を添えてみましょう。

パネットーネ関連のオンラインショッピングはこちら

パネットーネの材料や型などを購入できます。

イタリア直輸入高級パネットーネの通販

パネットーネ、パンドーロは賞味期限が 2~3か月と長く、クリスマス前からお正月過ぎまで、朝ごはん代わりにひと切れずつ食べたりします。そのままでも美味しいですが、軽く温めて、生クリームを添えるとしっとり感が復活!ぜひお試しください!

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